ナニモノかにならなくてもよい

全て私が描いてきたものなんだけどタッチが違う歴史がある。

【描くこと】に至っては
辿ってみたら2017年の4月から花文字を描くところから始まってる。

4年前から描く。ってことが始まってたー。
花文字⇨ちゃんぶー（オリジナルキャラクター）⇨ゼンタングル⇨抽象画・アート

抽象画・アートは2019年の12月から。まだ一年半くらいしか経ってないですが
アートの世界に入ってからの変化もたくさん起きてて面白いです。
最初のうちは絵の具や筆を使うことすらも不安がっていましたが小さいものから挑戦することでだんだんと自信につながっていきました。
無理だ。と思ってできないでいたのは自分自身の思い込みであって、誰にも否定されたり止められたりした覚えはなかったので
『なんだ、私が決めて実行するだけか！』と腑に落ちた時からは行動するまで早かったです。

できる！が増えてきてーからの、
それまでに自分のことをわかりたくて、わかってあげたくて、わかるように調べたり、人の手を借りて掘り起こしたり…今まである。のに見ようとしてこなかった自分自身の心、魂、本音、の部分出したかったねって。
それを絵に描き始めた。言葉にしようがない、しきれない、まだ解放しきれない、わかりきらない部分を絵にしてました。

その時の絵は今見ると重くてしんどいなって思うんだけど
あの時はそうするしかなくて
とにかく出せる時に出した。
だからこれはなんの絵か？と聞かれたらよくわかんないものも多い。
し、結構どろどろとした感情のものも多い。

その当初はそれが出せて会えることで気持ちよかった。肉体を感じたり血液のイメージのものを描いていると高揚しました。

その時は肉体があるってことが嬉しかったし、気持ちよかった。
嬉しくて涙が出た。
描きながら泣くこともあり。
言葉では言い切れないけど全てが全肯定で嬉しかった。
唯一自己肯定を全力でしてあげれるフィールドがアートでした。

もう、それを手放したくなくてぎゅーっとしてた時期もあった。
つい最近だったと思う。
画家で在らなければ。ってのがあった。
それがあるが故に苦しくなることもあった。
でも画家ってそもそもなに？って思ったら結構どうでも良くなって
描きたいから描いてるだけだわ。ってなって
画家と呼ばれようがなんと呼ばれようが舩田理沙は舩田理沙で自由なんだったなぁと気づいた。

気づくといろんな概念で自分を縛り付けて動きを制限していることにも気づく。

そうしておくことで安心できる。ってのもあるんだろうけどね。
概念で縛っておくことで挑戦しなくて済むから。
挑戦しないと夢はひらけない、進まない
願わないと叶わない。
なので、知らぬ間に持っている概念があることがどれだけ苦しくしていたのかもわかった。まだ概念はたくさん持ってるし持っていてもいいと思う。でも自分の枠広げた遊びたい、楽しみたいなら
違和感に気づいた時に今までと違う行動に移したり考えを変えることをしようと思う。

ほんとつい最近だけど
自分は扱えないと思っていた水彩画が案外楽しくってハマっている。